カテゴリー「読んだ本♪」の3件の記事

2009年12月30日 (水)

すきまのおともだちたち・江國香織さん

すきまのおともだちたち (集英社文庫)

旅先で突然落とされた場所。

そこは奇妙なメルヘンの世界だった。

 

全部何かわかるけど、知ってるものは何もない。

そこで出会った女の子は女の子でしかない。

始めから永遠に女の子。

擬人化されたお皿やねずみや布や。

 

突然出会った女の子と友情が芽生えた途端、

これまた突然元の現実に戻された。

お別れも言えないまま。

 

そしてあるとき突然あのメルヘンの世界に落とされるのだ。

いつ落とされても女の子は女の子。

女の子との友情も何も変わらない。

 

現実からふっと気持ちが離れたすきまに広がるメルヘンの世界。

挿絵もふわふわしたタッチで本の世界にとてもよく合っています。

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2009年12月20日 (日)

カラフル・森絵都さん

カラフル

世界に色があふれてきた-----

「ホームステイだと思えばいいのさ」

自分に自信がなくてさえない男の子に、

口の悪い天使は最後にこうアドバイスした。

つらくって、苦しくって、どうしようもなくなったら、

「ホームステイ」ってことにすればいい。

そうすれば、思い切ってなんでも行動にうつせるだろ。

読み終わると、

なんだかホッとして、すごくあったかくなる一冊。

児童書だけど、

これからもずっと傍に置いて、

大切にしていきたい本のひとつです。

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2009年12月12日 (土)

ホテルカクタス・江國香織さん

ホテルカクタス (集英社文庫)

江國香織さんが好きで、

見つけるとつい買ってしまいます。

一番最近読んだのが、この本。多分。

登場人物と設定にまず「えぇ??」と面喰ってしまいますが、

頭と心を柔軟に読んでみると、

うんうんそう言われれば確かに。

と納得してしまう。

本の雰囲気に合ったたくさんの挿絵も綺麗で吸い込まれます。

クスッと笑ったあとになんだか残る淋しい感じが、

この本の季節は秋だな、と単純にも思いました。

大人のためのメルヘン童話絵本。

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